80対20 勝つトレード塾 Web速報版

現役経済ジャーナリスト・七面坂仁太郎が教える80対20のトレードシステム。株式投資で資産を増やしたいと思っている貴方のための情報サイト。デイトレーダーが勝ち続けるための投資方法や初心者が間違い易い相場の落とし穴などを一刀両断。 七面坂仁太郎は証券会社で機関投資家の資金運用などを19年担当、自身もデイトレーダー歴18年を誇る。その長い運用経験から20%の力で80%のパフォーマンスを出すための、投資方法や経済の見方を詳しく解説します。

80対20勝つトレード塾
『現役経済ジャーナリスト・七面坂二郎が教える80対20のトレード塾
株式投資で資産を増やしたいと思っている貴方のための情報サイト。
デイトレーダーが勝ち続けるための投資方法や初心者が間違い易い相場の落とし穴などを一刀両断。
七面坂二郎は証券会社で機関投資家の資金運用などを19年担当、自身もデイトレーダー暦18年を誇る。
その長い運用経験から20%の力で80%のパフォーマンスを出すための、投資方法や経済の見方を詳しく解説します。』
株式運用歴37年で現役経済ジャーナリスト・七面坂仁太郎が教える80対20のトレードシステム。初心者からベテランデイトレーダーまで貴方の投資のお悩みにお答えします。 特に、長い低金利で預金からネットトレードにチェンジしたい貴方、毎日、配信する「本日の無料版デイトレード短期推奨銘柄」と 「七面坂仁太郎の兜町FOCUS」をお読み下さい。

2015年03月

銘柄名    エムティーアイ


銘柄コード 9438

市場    東証JQ

現在株価  1,640円

投資判断  買い推奨


【推奨ポイント】

携帯電話サイトのエムティーアイが3/24付けで現在の東証JQから東証1部に昇格します。

従って、ヘッジファンドのインデックスFやインデックス型投信に採用される可能性が出てきます。

また、同社の今2015年9月期の連結予想数字は増収増益ですが、
同時に調達額約43億円の250万株公募増資を発表しています。

従って、東証1部昇格の好材料を割り引いて評価する必要があります。

現在の株価は2/27高値1,973円から約17%調整した割安ゾーンに位置しています。

また、25日移動平均線に対する乖離率はマイナス3.47%と割安ゾーンです。

更に、現在のPERは18.2倍とバリュエーション面からの株価は割安で、
各種テクニカル指標に過熱感はありません。

しかも、需給を示す信用取引の信用倍率は1.62倍とタイトな好需給を維持しています。


現地3/10のNYダウは-332.78ドルの17,662.94ドルと大幅反落、
2/2以来およそ1カ月ぶりの安値で下げ幅は今年最大で昨年10/9以来およそ5カ月ぶりの大きさです。

今朝8:20現在のシドニードル円は1ドル=120.98円で15銭の円高です。

また、シカゴCME日経平均株価は18,540円から18,545円前後の取引、
WTI原油先物は48.62ドルで+0.33ドルとなっています。

NYダウ下落の背景は6月とも見られる金利引き上げを睨み、
ドルが円やユーロなどの主要通貨に対して大きく上昇していることです。

米企業の業績を圧迫するとの懸念から米株式には売りが加速しており、
10日の外国為替市場ではドル高が一段と進み対円では一時およそ7年8カ月ぶりの水準に上昇、
対ユーロでも約12年ぶりの高値を付けています。

只、昨年12月以降のNYダウは3.5%から7.3%の幅で上昇し、
3.8%から4.6%の幅で下落するパターンと言えます。

従って、単に日足チャートの上昇・下落率から言えることは、
下げに転じた場合の下げ率は3%から5%程度と予想されます。

つまり、高値から5%安の17,370ドル程度までの下げは許容範囲内と言えます。

従って、日経平均株価もNYダウも健全な調整の範囲内で大崩れは無いと見ています。

昨日、円安にも関わらず後場に入り売られたのは、
今週末のメジャーSQに向けての先物売りと裁定売りによるものです。

只、それらの要因が無い中で円安⇒株安となれば、
基本的な構図が崩れることを意味し戦略を見直す必要が出てきます。


銘柄名   キャリアリンク


銘柄コード 6070

市場    東証1部

現在株価  1,696円

投資判断  買い推奨

【推奨ポイント】

コールセンターなどへの人材派遣のキャリアリンクの業績が好調を維持しています。

特に、主力のBPO関連事業は民間は勿論、官公庁からの受注も増えています。

また、食肉・機械部品メーカーなどからの技術関連の派遣も増えており、
今2015年2月期は2桁増収増益となっています。

現在の株価は2月高値2,048円から約17%調整した割安ゾーンに位置しています。

また、25日移動平均線に対する乖離率はマイナス3.87%と割安ゾーンです。

更に、各種テクニカル指標に過熱感は無く、
需給を示す信用取引の信用倍率は1.91倍とタイトな好需給を維持しています。


現地3/9のNYダウは+138.94ドルの17,995.72ドルと反発、
今朝8:20現在のシドニードル円は1ドル=121.59円で43銭の円安です。

また、シカゴCME日経平均株価は18,870円から18,885円前後の取引、
WTI原油先物は49.98ドルで-0.03ドルとなっています。

従って、トータル的には外部要因はプラス要因と考えられますが、
一気に新値を目指すセンチメントではありませんので本日は小幅反発と見ます。

まず、NYダウですが前週末発表の米国2月雇用統計については雇用者数が堅調に増えた半面、
賃金上昇が鈍いことが改めて意識されました。

従って、米連邦準備理事会FRBによる政策金利の引き上げペースは緩やかになるとの観測が浮上し、相場を支えた面もあったと考えられます。

つまり、イエレンFRB議長の市場との信頼関係は意外に強いと言えます。

次に、今週末のメジャーSQを控えてショート勢とロング勢のせめぎ合いが続いていますが、
ロールオーバーが粛々と進められています。

昨日も1.8万枚ほどのロールオーバーが進み、
足元で構築している先物のロングポジションを積極的に期先に移す動きが活発化している模様です。

つまり、SQに掛けての波乱は小さく、この動きを見る限り日本株の先高感は強いと言えます。

従って、様子見のセンチメントは続きますが、
ターゲットの銘柄の押し目は拾いたいところです。

銘柄名   DTS


銘柄コード 9682

市場     東証1部

現在株価  2,309円

投資判断  買い推奨


【推奨ポイント】

年金系のシステム開発を得意とするDTSの業績が好調を維持しています。

日立製作所と共同で開発した「垂直統合型」のビッグデータ解析装置を売り出し、
従来に比べ100倍の速度で情報処理できる検索エンジンで大容量データの分析時間を大幅に短縮しています。

また、官公庁や金融機関向けのシステム開発が得意でマイナンバー制度関連としても注目されます。

同社の今2015年3月期の連結予想数字は増収増益です。

現在の株価は1月高値2,613円から約12%調整した割安ゾーンに位置しています。

また、25日移動平均線に対する乖離率はマイナス1.18%・
26週移動平均線に対する乖離率もマイナス2.31%と割安ゾーンです。

更に、現在のPERは16.9倍・PBRが1.56倍とバリュエーション面からの株価は割安で、
各種テクニカル指標に過熱感はありません。

しかも、需給を示す信用取引の信用倍率は2.18倍とタイトな好需給を維持しています。


銘柄名   DTS


銘柄コード 9682

市場     東証1部

現在株価  2,309円

投資判断  買い推奨


【推奨ポイント】

年金系のシステム開発を得意とするDTSの業績が好調を維持しています。

日立製作所と共同で開発した「垂直統合型」のビッグデータ解析装置を売り出し、
従来に比べ100倍の速度で情報処理できる検索エンジンで大容量データの分析時間を大幅に短縮しています。

また、官公庁や金融機関向けのシステム開発が得意でマイナンバー制度関連としても注目されます。

同社の今2015年3月期の連結予想数字は増収増益です。

現在の株価は1月高値2,613円から約12%調整した割安ゾーンに位置しています。

また、25日移動平均線に対する乖離率はマイナス1.18%・
26週移動平均線に対する乖離率もマイナス2.31%と割安ゾーンです。

更に、現在のPERは16.9倍・PBRが1.56倍とバリュエーション面からの株価は割安で、
各種テクニカル指標に過熱感はありません。

しかも、需給を示す信用取引の信用倍率は2.18倍とタイトな好需給を維持しています。


現地3/6のNYダウは-278.94ドルの17,856.78ドルと、
3/2高値18,288ドルから-2.4%の下落で、
昨年12月以降のNYダウの調整率である3.8%から4.6%の幅で下落するパターンから見ると、
高値から5%安の17,370ドル程度までの下げは許容範囲内と言えます。

今朝8:20現在のシドニードル円は1ドル=120.73円で9銭の円高です。

また、シカゴCME日経平均株価は18,875円から18,880円前後の取引、
WTI原油先物は49.37ドルで-0.24ドルとなっています。

従って、NYダウの下落と円安傾向が相殺されるものの、
トータル的には外部要因はマイナス要因と考えられ、
先週金曜日の下げを取り崩す展開が予想されます。

また、今週末のメジャーSQを控えてショート勢とロング勢のせめぎ合いの週となりますが、
足元の裁定買い残は4日時点で20.7億株と昨年12月の22.7億株、昨年9月の20.9億株と比べるとさほど積み上がっていないことからメジャーSQに絡んだ波乱は起きにくい状況です。

また、外国人投資家や年金+日銀や事業法人の自社株買などの好需給が、
全体を支えていることも大きな波乱が起き難い理由です。

只、NYダウが週初も大きく下落する様であれば、
状況も一変しますので要注意です。

銘柄名   豊商事


銘柄コード 8747

市場    東証JQ

現在株価  382円

投資判断  買い推奨


【推奨ポイント】
商品先物大手の豊商事が自社株買いを実施します。

同社は上限100万株・4億円・総発行済株式数に対して11.2%の自社株買いを実施します。

従って、同社株式の需給の改善が期待されます。

同社の今2015年3月期の連結予想数字は前期の赤字から黒字転換となっています。

只、主力の商品先物市場は伸び悩んでいますが、
あかつき証券と業務提携し金融商品の収益比率を向上させる予定です。

同社の株価は2月の455円をピークに3月に362円まで調整し、先週末は382円で終わっています。

現在の株価は2月高値455円から約16%調整した割安ゾーンに位置しています。

また、25日移動平均線に対する乖離率はマイナス5.51%と割安ゾーンです。

更に、現在のPERは7.8倍・PBRが0.34倍とバリュエーション面からの株価は割安で、
各種テクニカル指標に過熱感はありません。


先週の日経平均株価は18,971円(前日比+219円・前週末比+174円)と4週連続の新値更新となりました。
只、週末のNYダウが-278ドルの17,856ドルと急落したことから、
今週の相場は波乱含みのスタートとなりそうです。

まず、NYダウですが、週末発表された米国2月雇用統計が予想を上回る好調な内容となったことから、
連邦準備制度理事(FRB)が17・18日に開催する連邦公開市場委員会(FOMC)において、
利上げのタイミングに関して「辛抱強くなれる」との文言が声明文で削除される可能性が強まり、
雇用情勢に大きな変化がない限り6月の利上げが一段と現実味を帯びてきました。
その結果、NYダウが売られ為替は121円前後の円安水準で、
NY原油先物価格が一時3%を超す下落となりました。
最近のNYダウの騰落は以下の通りです。

12/16  17,067ドル  ⇒ 12/26  18,103ドル   +6.1% 上昇
12/26  18,103ドル     ⇒       1/6   17,262ドル   -4.6%  下落
 1/6   17,262ドル   ⇒       1/12  17,923ドル        +3.8% 上昇
 1/12  17,923ドル  ⇒       1/16  17,243ドル        -3.8%  下落
 1/16  17,243ドル  ⇒       1/22  17,840ドル   +3.5% 上昇
 1/22  17,840ドル  ⇒         2/2   17,037ドル        -4.5%  下落
 2/2   17,037ドル   ⇒         3/2   18,288ドル   +7.3% 上昇
 3/2   18,288ドル   ⇒    3/6   17,856ドル     -2.4%  下落


昨年12月以降のNYダウは3.5%から7.3%の幅で上昇し、
3.8%から4.6%の幅で下落するパターンと言えます。
従って、単に日足チャートの上昇・下落率から言えることは、
下げに転じた場合の下げ率は3%から5%程度と予想されます。
つまり、高値から5%安の17,370ドル程度までの下げは許容範囲内と言えます。

また、前回の2/24・2/25のイエレン米FRB議長の議会証言内容を簡潔にまとめますと、
(1)利上げ前にはファワードガイダンスを変更
(2)変更後の数回会合で必ず利上げと解釈すべきではなくいつでも利上げできる
(3)インフレ率が目標2%に次第に戻っていくとの確信が得られた時に利上げに着手
(4)賃金の伸びを注視する
つまり、6月の利上げが一段と現実味を帯びてきた訳ですが、
市場との対話はこれまでと同様に丁寧に続けていくと思われます。
その結果、NYダウは暴落することなく調整は許容範囲内に収まると考えられます。

一方、国内的には、米国のこれら一連の動きは為替を更なる円安水準に導く可能性があります。
また、2014年度は消費税が8兆円の購買力を民間経済から奪いましたが、
2015年度は原油価格下落を4割とすれば10兆円近い購買力が新たに生み出され、
2015年4月以降、前年比で見れば3.6%もGDPが押し上げられる可能性があります。
更に、更なる円安が企業収益を押し上げる効果を発揮します。

従って、週明けの日経平均株価は、
先週金曜日の上昇を帳消しにするスタートが予想されますが大崩れはないと考えます。
只、週明けのNYダウを見たいセンチメントは否定できませんから、
株式組入比率は増やさず短期売買に徹したいところです。
また、日経平均株価の短期調整を経て、
現在の大型株中心の物色から中小型株の個別物色相場に戻る可能性もあり、
好業績銘柄が絶好の押し目を提供してくれるかもしれません。

本日の日経平均株価は219円高の18,979円高値の18,971円と高値更新となりました。

日経平均株価・TOPIXともに3/2に付けた取引時間中の高値を更新し、
主力株が軒並み堅調に推移しました。

業種別指数は精密・証券・食品・不動産が上位で、
先物と大型株主導の相場を物語ります。

また、日経平均株価とJPX日経400が+1.17%、TOPIXが+1.12%の上昇に対して、
ジャスダック+0.18%・マザーズ+0.26%と中小型株などは物色の圏外に置かれています。

日本時間今夜22時30分に米国2月雇用統計の発表を控えていることもあり、
後場は模様眺めの展開かと思われましたが、
後場に入っても買いの勢いは衰えず高値ゾーンで引けました。

このところ、テクニカル指標の過熱感などから、
日経平均株価の調整も取り沙汰されていますが、
古い相場格言曰く「売りがたきところが下がり、買いがたきところが上がると知るべし」
の展開です。


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