80対20 勝つトレード塾 Web速報版

現役経済ジャーナリスト・七面坂仁太郎が教える80対20のトレードシステム。株式投資で資産を増やしたいと思っている貴方のための情報サイト。デイトレーダーが勝ち続けるための投資方法や初心者が間違い易い相場の落とし穴などを一刀両断。 七面坂仁太郎は証券会社で機関投資家の資金運用などを19年担当、自身もデイトレーダー歴18年を誇る。その長い運用経験から20%の力で80%のパフォーマンスを出すための、投資方法や経済の見方を詳しく解説します。

80対20勝つトレード塾
『現役経済ジャーナリスト・七面坂二郎が教える80対20のトレード塾
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デイトレーダーが勝ち続けるための投資方法や初心者が間違い易い相場の落とし穴などを一刀両断。
七面坂二郎は証券会社で機関投資家の資金運用などを19年担当、自身もデイトレーダー暦18年を誇る。
その長い運用経験から20%の力で80%のパフォーマンスを出すための、投資方法や経済の見方を詳しく解説します。』
株式運用歴37年で現役経済ジャーナリスト・七面坂仁太郎が教える80対20のトレードシステム。初心者からベテランデイトレーダーまで貴方の投資のお悩みにお答えします。 特に、長い低金利で預金からネットトレードにチェンジしたい貴方、毎日、配信する「本日の無料版デイトレード短期推奨銘柄」と 「七面坂仁太郎の兜町FOCUS」をお読み下さい。

2015年01月

本日の日経平均株価は299円高の17,768円で、ほぼ、高値引けとなりました。

本日の日経平均株価の日中足(1分足か5分足)を見て頂ければ一目瞭然ですが、
日中足は大陽線の後に小陰線を数本挟む展開で上昇を見せました。

また、揉み合いから調整すると大陽線が入り反発する展開で、
大引け間際にも大陽線が数本入り高値引けとなりました。

これは先物の大口買いが断続的に入っている時の日中足のパターンです。

つまり、ギリシャ情勢への警戒感が拭えないなか、
米国北東部では歴史的な暴風雪になるとの予報や米FOMCを見極めたいとのムードで揉み合う中、
引き続き先物動向に振らされやすい状況となっていると考えられます。

只、物色された銘柄を見ると第3四半期好決算発表企業や、昨秋からの円安加速を背景に自動車や電機などの輸出関連を中心に通期収益の上振れ期待が一段と高まっています。

市場では早くも「東証1部企業では前期比10%の最終増益が見えてくる」との観測も浮上するほどです。

従って、明日、以降もインデックスの上下に関わりなく、第3四半期好決算発表企業を中心に個別銘柄物色が一段と強まりそうです。


現地1/26のNYダウは+6.10ドルの17,678.70ドル、
今朝8:20現在のシドニードル円は1ドル=118.43円で3銭の円安です。

また、シカゴCME日経平均株価は17,650円から17,700円の取引、
WTI原油先物は45.09で-0.03となっています。

1/25に実施されたギリシャの選挙で緊縮財政に反対する急進左派連合が第1党となったことを受け、
欧州市場やNY市場の週初の動向が注目されていましたが、
消化難とはいえ一応、波乱なく通過しました。

従って、今日の日経平均株価はシカゴCME日経平均株価の17,650円から17,700円は行き過ぎとしても、
強含みで推移すると考えられます。

只、今週は基本的にインターバルの週で、
17,500円を挟んだ揉み合いが続くと予想します。

つまり、「森を見るより木を見る」相場で、
相場の関心は3月期決算会社の第3四半期決算発表に移っています。

本日の決算発表予定企業で株価が割安と思われるのは以下の企業です。

1月27日  1959 九電工      最高益へ
             4212  積水樹脂             増収増益へ
             4310  ドリームインキュ  最高益へ
                4684  オービック            増収増益へ
                6581  日立工機             増収増益へ
                6755  富士通ゼネラル    最高益へ
                6860  パナソニックSUNX  最高益へ
                7739  キャノン電子         増収増益へ
                8014  蝶理                      最高益へ
                8060  キャノンMJ     増収増益へ
         8586  日立キャピタル     増収増益へ

銘柄名   SBIホールディングス


銘柄コード 8473

市場    東証1部

現在株価  1,233円

投資判断  買い推奨


【推奨ポイント】

ネット証券大手のSBIホールディングスの2014年4月から12月期は、連結営業利益が530億円前後と前年同期比で3割強増え同期として最高を更新した模様です。

円安進行と株高を支えに外為証拠金取引(FX)や証券など金融サービス事業が収益をけん引しました。

FX事業は為替が大きく動き取引量が増えて増益となったほか、証券事業も信用取引に関連する金利収入が営業利益を押し上げました。

同社は市場変動による影響が大きいとして業績予想を開示していませんが、今年に入っても市場関連の収益は堅調とみられます。

従って、今2015年3月期通期の連結営業利益は過去最高だった2006年3月期の496億円を上回る公算が大きいと考えられます。

同社の株価は12月の1,510円をピークに1月に1,231円まで調整し、昨日は1,233円で終わっています。
現在の株価は12月高値1,510円から約18%調整した割安ゾーンに位置しています。

また、現在の株価の25日移動平均線に対する乖離率はマイナス5.51%・
26週移動平均線に対する乖離率はマイナス2.93%と割安ゾーンです。

更に、PERが8.8倍・PBRが0.74倍とバリュエーション面からの株価は割安で、
各種テクニカル指標に過熱感はありません。

本日の東京市場は反落し43円安の17,468円で引けました。

先週末の米株安や原油安・ギリシャ総選挙などのリスク要因を受けて朝方は売り先行で始まり、
一時、日経平均は200円超の下げ幅を見せる場面があったものの、
時間を追う毎に徐々に下げ渋る展開となりました。

ギリシャ総選挙では緊縮財政に反対する急進左派連合が圧勝し、
欧米株式市場の反応を見極めたいとのセンチメントが大勢を占めました。

只、その様な地合いの中で好業績銘柄と自社株買い関連銘柄の個別物色が積極的に行われています。

2014年6月までの統計ですが日本国内の企業が実施した自社株式の取得枠が、
2013年度の約2兆円を上回る2兆8,000億円に規模に達しています。

恐らく昨年1年を通じては取得枠ベースで2013年度のおよそ2培近い金額となった模様です。

従って、今後の相場テーマとしては、
「最高益更新」
「インダストリー4.0」
「インバウンド」
「総還元性向(自社株買+配当)」の4つが注目されます。

週末1/23のNYダウは-141.38.70ドルの17,672.60ドル、
今朝8:20現在のシドニードル円は1ドル=117.55円で24銭の円高です。

また、シカゴCME日経平均株価は17,345円から17,430円の取引、
WTI原油先物は44.75で-0.56となっています。

現地、1/25に実施されたギリシャの選挙では、
緊縮財政に反対する急進左派連合が36.5%の150議席で圧勝し第1党となる見込みです。

従って、ギリシャ問題が再燃する懸念が出てきました。

只、ギリシャ問題は一朝一夕に解決する問題ではなく、
EUを含めた諸国の利害が複雑に絡み合っています。

つまり、情勢が悪化するにしても相当な時間を要する問題です。

只、いずれにしても週初の欧州やNY市場の動向を見なければならず、
本日の日経平均株価は弱含みで推移しそうです。

下値メドは25日移動平均線の17,268円から17,300円ラインで、
大崩れする心配はありません。

既に、相場の関心は3月期決算会社の第3四半期決算発表に移っており、
インデックスの動向よりも好業績銘柄の個別物色相場が本格化しそうです。


銘柄名   レーザーテック


銘柄コード 6920

市場    東証1部

現在株価  1,270円

投資判断  買い推奨


【推奨ポイント】


半導体検査・計測装置などの半導体関連装置を手掛けるレーザーテックの業績が好調を維持しています。

同社は今2015年6月中間期の連結経常利益を従来の5億円から17.7億円に増額修正しました。

特に、スマホ用高精細パネル製造に使うフォトマスク向けの設備投資が回復しています。

只、今2015年6月期通期の数字は変えていませんが、今後、増額修正の期待が掛かります。

同社の株価は12/1の1,229円をボトムに12/26に1,429円まで上昇し、先週末は1,270円で終わっています。

現在の株価は12月高値1,429円から約11%調整した割安ゾーンに位置しています。

また、現在の株価の25日移動平均線に対する乖離率はマイナス6.02%・
26週移動平均線に対する乖離率はマイナス1.48%と割安ゾーンです。

更に、各種テクニカル指標に過熱感はありません。

先週の日経平均株価は17,511円(前日比+182円・前週末比+647円)と3週振りの反発となりました。

また、週末のドル/円相場は117円80~81(前日比-0.19円)・
長期金利は0.225%(前日比-0.090%)で終りました。

先週の日経平均株価は、昨年末の大納会の引け値である17,450円を終値で初めて上回りました。

1/5のザラ場高値の17,540円は抜けませんでしたが、
サッカーに例えれば初めてフォワードが前を向いてボールを持った形です。

チャート的には5日移動平均線が25日移動平均線を下から上に突き抜けるミニゴールデンクロスとなり、
今年初めての「順パターン」を形成するからです。

また、需給面を見ますと、東証が公表する空売り比率は1/22時点で33%と依然高水準です。
更に、先物との裁定買い残は20日時点で18.8億株と昨年10月以来の低水準にあります。
従って、信用・先物の仮需動向を見る限り、
買い戻しや現物買いが積み上がる素地ができていると言えます。

只、病み上がりの相場が一気に18,000円を狙うと見るのは時期尚早で、
17,500円前後を固める週となりそうです。

つまり、相場の関心は本格化する今2015年3月期第3四半期の決算発表に向かい、
インデックスはさておき好業績銘柄の個別物色に熱中しそうです。

決算発表のピークは1/30で東証1部の主力銘柄の約300社が発表を予定しています。
増額修正銘柄や最高益更新銘柄が多数出て来ることが期待されます。

前半1/28までの決算発表予定企業の中から、特に、安値ゾーンで注目される銘柄を、
昨日の「七面坂仁太郎の兜町FOCUS・1/24・来週の決算発表予定と株価上昇が期待される銘柄」
で特集しています。

昨日の日経平均株価終値は、大発会の水準を上回り17,500円台を回復して引けました。
ようやく目先の不透明要因が払拭され来週から3月期決算会社の第3四半期の決算発表が本格化することで、
決算内容を吟味しながらの本来の個別銘柄物色の相場が期待されます。

昨年10月から12月期に急激な円安が進行したことから、
輸出関連の業種を中心に上方修正への評価が株価に反映されるケースが多くなりそうです。

そこで、当「MGN上昇株科学探査機構」では来週の決算発表予定企業の中から、
最高益更新か増収増益が期待される銘柄を選別しました。
しかも、これらの銘柄は増額修正の可能性もあります。

更に、現在の株価水準が高値ゾーンの銘柄は除かれています。
従って、これらの銘柄の中から大きく上昇する銘柄が出て来ると予想されます。


1月26日 3844 コムチュア    最高益へ
          4185  JSR                 増収増益へ
          4556 カイノス        増収増益へ
          4765  モーニングスター 最高益へ
                 6999   KOA                     増収増益へ
                 8897   タカラレーベン  最高益へ
          9058   トランコム      最高益へ
1月27日  1959 九電工        最高益へ
          4212  積水樹脂               増収増益へ
              4310  ドリームインキュ   最高益へ
                 4684  オービック              増収増益へ
                 6581  日立工機               増収増益へ
                 6755  富士通ゼネラル    最高益へ
                 6860  パナソニックSUNX  最高益へ
                 7739  キャノン電子          増収増益へ
                 8014  蝶理                       最高益へ
                 8060  キャノンMJ     増収増益へ
          8586  日立キャピタル     増収増益へ
1月28日  1934  ユアテック       最高益へ
                 2335  キューブシステム 最高益へ
                 2540  養命酒         増収増益へ
                 3668  コロブラ         最高益へ
                 3724  ベリサーブ      増収増益へ
                 3850  NTTデータI            増収増益へ
                 4362  日本精化     増収増益へ
                 4519  中外製薬     増収増益へ
          5659  日本精線     増収増益へ
          5815  沖電線       増収増益へ
          5911  横川ブリッジ    増収増益へ
                  6641  日新電機     最高益へ
                  7476  アズワン               最高益へ
                  7970  信越ポリマー   増収増益へ
           7974  任天堂       増収増益へ
           7995  日本バルカー       増収増益へ
           9922  日立機材              増収増益へ

本日、政府は「ロボット革命」戦略を決定し、
5年後のロボット関連市場規模目標を2兆4,000億円とすることを決めました。

また、実用化に向けた実験区域を福島県内に指定することなどを盛り込んだ戦略を発表しました。

もともと、政府は「日本再興戦略」改訂2014で「ロボットによる新たな産業革命」を掲げています。
つまり、ドイツで先行している「インダストリー4.0」の日本版と言えます。

その骨子は以下の3つです。
1.日本を世界のロボットイノベーション拠点とする「ロボット創出力の抜本強化」


2.世界一のロボット利活用社会を目指し、日本の津々浦々においてロボットがある日常を実現する
「ロボットの活用・普及(ロボットショーケース化)」


3.ロボットが相互に接続しデータを自律的に蓄積・
活用することを前提としたビジネスを推進するためのルールや国際標準の獲得等に加え、
さらに広範な分野への発展を目指す「世界を見据えたロボット革命の展開」


5年後の政府のロボット関連市場規模2兆4,000億円の内訳は製造業が現在の6,000億円の2倍にあたる1兆2,000億円、非製造業が現在の600億円の20倍にあたる1兆2,000億円となっています。

東京市場のセンチメントが好転していることから、今後、株式市場に於いても、
「ロボット関連」や「IT知能関連」などの「インダストリー4.0」関連銘柄の上昇が予想されます。


本日の東京市場は続伸し182円高の17,511円で今週の取引を終えました。

予想を上回るECBの追加緩和策を受けた欧米株高を背景に、
東京市場は寄り付きは買い優勢の展開となり、
日経平均株価は大発会以来となる17,500円台を回復しましたが、

大発会につけた高値(17,540.92円)にはあと一歩届きませんでした。

また、「七面坂仁太郎の兜町FOCUS・1/23オープニングベル」で指摘した様に、
12/29高値17,914円から1/16安値16,592円への下落幅の2/3戻しの17,473円もゲットしました。

つまり、日経平均株価は、やっと、年初の水準に戻ったことになり、
ここからが新たなスタートと言えます。

この間、1月第1週は外国人投資家が差引4,349億円売り越し、
1月第2週も同様に4,504億円売り越しました。

外国人投資家の売りに買い向かったのは、
年金・事業法人・個人投資家で、中でも個人投資家の買い越しが目立ちます。

只、今週の外国人投資家の売買傾向が見える外資系証券会社の手口は、
週間の差し引きで960万株の買い越しとなっています。

従って、来週以降の日経平均株価が18,000円から高値を目指すか否かの鍵を握るのは、
やはり、外国人投資家の動向です。

また、来週から3月期決算会社の第3四半期決算発表が本格化しますので、
インデックスを気にすることなく好決算企業の株価を追うことができそうです。

今週もネットトレードお疲れ様でした。

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