80対20勝つトレード塾
『現役経済ジャーナリスト・七面坂二郎が教える80対20のトレード塾
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デイトレーダーが勝ち続けるための投資方法や初心者が間違い易い相場の落とし穴などを一刀両断。
七面坂二郎は証券会社で機関投資家の資金運用などを19年担当、自身もデイトレーダー暦18年を誇る。
その長い運用経験から20%の力で80%のパフォーマンスを出すための、投資方法や経済の見方を詳しく解説します。』
株式運用歴37年で現役経済ジャーナリスト・七面坂仁太郎が教える80対20のトレードシステム。初心者からベテランデイトレーダーまで貴方の投資のお悩みにお答えします。 特に、長い低金利で預金からネットトレードにチェンジしたい貴方、毎日、配信する「本日の無料版デイトレード短期推奨銘柄」と 「七面坂仁太郎の兜町FOCUS」をお読み下さい。

現地3/23のNYダウは-11.61ドルの18,116.04ドルと小幅反落、
今朝8:20現在のシドニードル円は1ドル=119.65円で7銭の円高水準です。
また、シカゴCME日経平均株価は19,625円から19,670円前後の取引、
WTI原油先物は47.41ドルで-0.04ドルとなっています。

従って、外部材料は119円台の円高が影響してマイナス要因で、
『今週の相場』や昨日の『七面坂仁太郎の兜町FOCUS』で指摘しているように、
昨日か本日の高値が短期的な高値になると見ます。

只、大上昇相場の中の短期的な調整に過ぎず、
日経平均株価が2万円大台やITバブル相場の高値を目指すトレンドは不変です。
そして、今週はNYダウに大きな波乱が無ければ、
26日の配当権利付最終日までは揉み合いとなり、その後に調整すると考えています。

物色対象は配当取りの動きとIPO関連銘柄が物色されそうです。
本日からの新規上場は3/24は3社・3/25は3社・3/26は3社・3/27は1社で、
IPO銘柄+関連銘柄が物色対象となりそうです。



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銘柄名    富士エレクトロニクス


銘柄コード 9883

市場    東証1部

現在株価  1,482円

投資判断  買い推奨


【推奨ポイント】


独立系半導体商社の富士エレクトロニクスが自社株消却を実施します。

同社は200万9,133株・総発行済株式数に対して12.3%の自社株を3/31に消却します。

従って、同社の株式需給の改善が期待されます。

同社の今2015年2月期の連結予想数字は、
情報機器向けや産業機器向けのNANDフラッシュが好調で増収増益予想です。

現在の株価は2/19高値1,579円から約6%調整した水準で割安ゾーンです。

また、現在の株価の25日移動平均線に対する乖離率はプラス0.27%と割安ゾーンです。

更に、現在の株価のPERが12.4倍・PBRも0.89倍とバリュエーション面からの株価は割安で、
各種テクニカル指標に過熱感はありません。


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現地3/20のNYダウは+168.62ドルの18,127.65ドルと反発、
今朝8:20現在のシドニードル円は1ドル=120.10円で7銭の円高水準です。
また、シカゴCME日経平均株価は19,550円から19,600円前後の取引、
WTI原油先物は46.09ドルで-0.48ドルとなっています。
従って、外部材料はプラス要因ですから、
本日の日経平均株価は堅調に推移すると考えられます。

但し、今週は以下の理由でボラティリティーが高まることが予想されます。
まず、26日に3月期決算企業の配当権利付き最終日を迎えることです。
従って、26日までは権利付に絡む買いが入り、27日以降は権利落ち分が下がります。
つまり、26日前後には期末特有の売買フローが入る可能性が高いことで指数の動向は非常に読み難くなります。

次に、GPIF(年金)による大規模な保有株の入替が考えられます。
特に、今年はGPIFだけではなく、
三共済(国家公務員共済組合連合会、地方公務員共済組合連合会、日本私立学校振興・共済事業団)
も動く可能性があります。
つまり、26日前後に、それらに絡む空中戦が入る可能性がありますので、
個人のネットトレーダーはその前に利益確定を入れておくことが無難です。

更に、1990年からの過去25年間の東証1部の累積売買代金を日経平均の価格帯ごとに集計しますと、
「19,500円以上、2万円未満」の価格帯は702兆円に達し、
「19,000以上、19,500円未満」より4割多く日経平均が19,500円を上回ってくると、
過去に買ったまま塩漬けにしていた投資家からの戻り待ちの売りの圧力が高まってくる可能性があります。

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銘柄名    santec


銘柄コード 6777

市場    東証JQ

現在株価  509円

投資判断  買い推奨


【推奨ポイント】


光通信用部品のsantecの業績が好調を維持しています。

同社は今2015年3月期の連結経常利益を1.9億円から4.3億円に上方修正し、減益予想から一転して41.7%増益見通しとなりました。

中長距離向け光部品の販売低迷で売上は計画を若干下回るものの、利益率の高い製品の販売が大きく伸び採算が急改善します。

併せて会社設立35周年記念配当を実施する形で、期末一括配当を6円から10円に増配する予定です。

現在の株価は1/29高値838円から約39%調整した水準で割安ゾーンです。

また、現在の株価の25日移動平均線に対する乖離率はマイナス4.10%と割安ゾーンです。

更に、現在の株価のPERが20.2倍・PBRも0.79倍とバリュエーション面からの株価は割安で、
各種テクニカル指標に過熱感はありません。


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先週の日経平均株価は19,560円(前日比+83円・前週末比+306円)と6週連続の新値更新で、
約15年ぶりの高値水準となりました。
日経平均株価の週足チャートは9週連続の陽線で6週連続の新値更新となりました。
先週の日経平均株価は2月第2週(9~13日)からの6週連続で上昇し、
2012年11月中旬から13年2月初めにかけての12週連続高以来の連騰記録となりました。

つまり、現在の相場の勢いは2012年末から2013年初の「アベノミクス相場」の初動段階の上げに匹敵する上昇で、過去に同様の相場を見つけるとすれば1987年2月から6月の17週連続陽線しか見当たりません。
従って、現在の相場の勢いはバブル相場ピークの時の上げに匹敵するということです。

この歴史的な相場の背景はマクロ面の「原油安」「円安」「消費増税先送り」などによる本格的な景気回復で、
ミクロ面では「株主」への「自社株買」や「増配」を通じた利益還元を加速し出した企業と、
賃上げで雇用者への利益還元を加速し出した企業の姿で「アベノミクス相場」の好循環が見えています。

一方で、先週は東証1部のうち156銘柄が昨年来高値を更新しており、
日経平均株価の25日移動平均線に対する乖離率は20日時点で約+4%と過熱感が見え、
東証1部の値上がり銘柄数を値下がり銘柄数で割って算出する騰落レシオも約130%で過熱しています。

そして、気になるのは日経平均株価の6週連続新値更新や9週連続陽線は、
坂田法の「新値八手十手」にならえば今週(10週)辺りから警戒域になることです。
「新値八手十手」とは「新値が8本とか10本続いたらそろそろ限界なので相場転換を警戒せよ」という意味です。

その転換点となりそうなのが3/26の配当・株式分割などの「権利付最終取引日」です。
過去、3月と9月の権利落ち後は株価は一定期間、調整することが多くなっています。

また、もう1つの転換点は昨年5月第1週以降、買い越しを続けた「信託銀行」(年金の買)は、
今年3/13までに累計で3兆7,000億円強買い越していますが3月2週は354億円を売り越しで、
1週の33億円の売り越しから金額が増加しています。
また、この2週は「個人」「自己」とも売り越しており、買っているのは「外国人投資家」のみです。

従って、今週は前半高で後半安の小幅調整の週と見ます。



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現地3/19のNYダウは-117.16ドルの17,959.03ドルと反落、
今朝8:20現在のシドニードル円は1ドル=120.77円で4銭の円高水準です。

また、シカゴCME日経平均株価は19,375円から19,420円前後の取引、
WTI原油先物は45.52ドルで-0.01ドルとなっています。

NYダウは声明発表と議長会見を受け6月と9月でほぼ拮抗していた利上げ時期を巡る市場予想は、
9月以降に傾き早期利上げ観測の後退を受け18日の米株式市場は大幅に反発しました。

しかし、19日はFOMCの結果公表後に米株式相場が大きく上昇した反動と、
原油安やドル高基調が続いたことで反落しました。

従って、外部要因はNYダウの反落と120円台の円高水準でマイナスのイメージです。

そして、気になるのは年金の売買と思われる信託銀行の売買が2週連続で売り越しとなったことです。

昨日、発表の投資主体別売買動向を見ますと、
信託銀行は3月2週の33億円の売り越しに続き3週も354億円の売り越しを記録しました。

今後、大きく売り越すことはないにしても、
これまで下値を支えていた玉が無くなるかもしれません。

只、外国人投資家と自社株買いの事業法人は引き続き買い越しています。

従って、本日の日経平均株価は大きく売られることはないと思いますが小幅で続落すると見ます。


 


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